南大阪で家族で住むのにおすすめの場所は?
南大阪で住宅を建築する場合には、場所選びがとても重要です。ブランド物のバックを購入するのとは異なり、失敗してもそう簡単に手放すことができないからです。では、一体どのような場所に住宅を構えたらよいのでしょうか。今回は、南大阪で住宅を手に入れるときの場所選びの基準と、おすすめの場所をご紹介します。
静かで安全な土地を選ぶのが1番よい
南大阪で住宅を選ぶ場合でも、結局はその建物に住む人の価値観によって変わってくるところです。たとえば人によっては、通勤や通学に便利なだけでなく、買い物も便利なため駅前がいいという人もいれば、駅前は賑やかで騒がしいので住みたくないと考える人もいます。このように考えると、最終的に万人に共通したよい場所と呼ばれるところはなく、結局はその人の価値観によってよいかどうか変わってくるといえます。
しかし、多少抽象的ですが、概ねどの人にとっても魅力的な場所は存在します。その一つが、安全な場所です。日本は、昔から安全な国として知られていますが、細かく見ていくと必ずしもそうとはいい切れません。そこで、安全な場所を選ぶために下調べをするとよいでしょう。
ここでいう安全な場所とは、1つは犯罪が起こりにくい場所です。駅前の繁華街などは、居酒屋などが多い地域では週末の夜などはあまり治安がよいとはいえません。頻繁に警察官が巡回しているようなところは、何らかの問題がある可能性があります。
もし駅前に住む場合には、平日の昼間だけでなく、週末の夜なども自分の足で歩いてみるとよいでしょう。そこで初めて、安全な場所なのかそうでないのかを判断できます。
万人にとって暮らしやすい場所を選ぶこと
南大阪で住宅を手に入れるならば、いろいろな環境問題も頭に入れておきたいところです。住宅を購入して後悔したと考える人の何割かは、音の問題で悩まされることが多いです。
たとえば、交通の便がよいため大通りの近くに住宅を構えた人は、夜のバイクの音や昼間のトラックの音などに悩まされる可能性があります。自動車の音やバイクの音だけでなく、人通りの多い場所に住宅を構えると、夜寝静まった時間に外で人の声がすると睡眠妨害になりかねません。
不特定多数の人が行き交う場所ならばとくに、音の問題は気にしておいた方がよいでしょう。もし既にそのような土地を選んでしまった場合には、サッシを二重にするなどして対応するのがよいです。
音の問題以外には、においの問題なども考えられます。たとえば、土地が安かったので購入してみたところ、近くにゴミ処理場があり、決まった時間ににおいが流れてくることもあります。あるいは、工場が近くにある場合には、工場からにおいが漏れる可能性もあり、決して環境によいとはいえません。
やはりそのような場所は、購入する前の段階である程度下調べをしておくことが必要です。あるいは、口コミなどを聞きながらその実態を把握することに努めましょう。
自然災害を考慮して場所選びをする
大阪の中でも、南大阪は起伏が激しい場所が多いです。もともと丘陵地帯のところが多いため、起伏が激しいところがほとんどで、海沿いでないところは、アップダウンをある程度覚悟しておかなければいけません。高台などに家族で住む住宅を構えると、定位置から登らなければいけないため大変なので、あまり高台を希望しない人もいます。
しかし、高台は何かと自然災害のときに強みを発揮する場所です。たとえば、最近頻繁に起こりよる水害等が発生した場合は、高台に住宅があればまず水害の被害が及ぶことはありません。少なくとも低地に比べると水が溜まりにくく、むしろ高台の水が低地のほうに流れるため、低地は場所的に不利になります。高台の場合は、近くに河川等がない限り安全といってよいでしょう。
大きな地震等が発生した場合も、定位置より高台の方が安心できるといえます。地盤がしっかりしているところが多く、水が溜まりにくいことも地盤が崩れにくい理由の1つになっています。ただし、崖などに住んでいると逆に危険なため、地震を想定した場所選びをすることが重要です。
基本的に高台でも農地などを住宅地にした場合には安全といえます。ただし、元々は池などがあった場所の場合には地盤が緩い可能性も否定できないでしょう。
南大阪で住宅を選ぶ場合には、まず暮らしやすいところを選ぶことが必要です。たとえば、犯罪が少なく事故が少ない安全な場所は暮らしやすいといえるでしょう。
次に、音の問題やにおいの問題などを気にしておいた方がよいです。たとえば、近くに大通りがある場合には、夜になるとトラックの音やバイクの音などがうるさくて眠れないこともあり得ます。においの問題に関しては、近くに工場などがある場合はにおいのことで悩まされる可能性もあるかもしれません。
それ以外では、自然災害に強い場所を選ぶことも重要です。大きな地震が来る場合や水害などの問題も考えられるため、低地よりも地盤がしっかりして川から遠い高台を選んだ方が安全です。
