南大阪はマイホームを建てるのにおすすめ!特に人気のエリアも紹介

南大阪の特徴・住むのにおすすめできる理由
大阪にマイホームを持ちたいと考えている人の中には、大阪市内に勤務している人も多いのではないでしょうか。なるべく職場の近くに住みたいと思うかもしれませんが、あまりにも都心に近いエリアは騒がしいですし、子育てや老後の生活に向いているとは言えません。
そこでおすすめなのが南大阪エリアです。交通網が発達しているため都心には行きやすいものの、自然が多く、都会の喧騒を忘れられる落ち着いた街並みも数多く存在します。ここではそんな南大阪エリアの中から、注文住宅を建てるのにおすすめの市をいくつかご紹介します。
堺市
堺市は大阪市に次ぐ府内第2の都市で、政令指定都市にも指定されています。JRや地下鉄、路面電車など合わせて6路線が乗り入れており、交通の便が非常に良いことが魅力のひとつです。
昔ながらの商店街や大きなショッピングセンターなど商業施設が充実しており、買い物に困りません。そのほか自然豊かな公園や文化施設なども多数あり、子育てもしやすい環境です。ファミリー層には特に人気が高いエリアとなっています。
羽曳野市
ブドウ栽培が盛んな羽曳野市。どちらかと言うと高齢者が多く住んでいる印象で、堺市などと比べると子育て環境の充実度は低めですが、自然が多く残っているエリアでもあるため、落ち着いた、静かな環境を求める方にはおすすめとなっています。
若者向けのお店は多くはありませんが、近鉄の2路線が乗り入れており、都会に出やすいためそこまで不便は感じないでしょう。住宅街にはバスも多く通っており、スーパーや医療機関なども充実しています。
富田林市
富田林市の市街地には近鉄や南海鉄道によって開発されたベッドタウンが広がっており、たくさんの住宅が建ち並んでいます。メインとなる鉄道路線は近鉄長野線で、住宅街にはバスも多く通っています。
富田林駅近くの富田林寺町内には戦国時代の街並みが残されており、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。また市内南部には自然が広がるエリアもあります。野球で有名なPL学園も、富田林市内にある中高一貫校です。
いかがでしょうか。一口に南大阪エリアと言っても市によって特徴が異なりますが、いずれにせよ子育てや老後の生活にはぴったりの、大変住みやすいエリアとなっています。これから大阪府内で注文住宅を建てたいと考えている方はぜひ、南大阪エリアで土地を探してみると良いでしょう。
ポン
- 大阪市内は子育てや老後の生活に向いている環境ではないため、マイホームを持つには不向き
- マイホームを建てるなら、都心へのアクセスも良い堺市や羽曳野市、富田林市など南大阪エリアがおすすめ
- 南大阪エリアは自然が多く、閑静な住宅街が広がっているため、子育てや老後の生活にぴったりの環境と言える
南大阪の土地代・坪単価相場は?大阪の主要エリアとも比較!

2020年の大阪府の地価平均は約111万円/坪単価で、東京都に次いで全国2位の高値となっています。しかしながら地価は市によっても大きく異なります。大阪府内の主要エリアと、先ほどご紹介した南大阪エリアを比較してみましょう。
大阪府内で最も地価が高いのは大阪市です。市内の主要な区をいくつか取り上げて、具体的に見ていきましょう。
中央区:約1199万円/坪単価
北区:約639万円/坪単価
天王寺区:約209万円/坪単価
阿倍野区:約203万円/坪単価
福島区:約203万円/坪単価
戸建住宅を建てる場合、少なくとも30坪程度は必要と言われています。ですから大阪市中央区に戸建住宅を建てるとしたら、土地代だけで約3億6,000万円かかることになります。それに加えて建築費用が必要になりますから、相当な資金力がないと難しいでしょう。
では、大阪市に次ぐ大都市である堺市はどうでしょうか。同じようにいくつかの区を取り上げてみましょう。
堺区:約57万円/坪単価
東区:約40万円/坪単価
中区:約36万円/坪単価
南区:約31万円/坪単価
美原区:約24万円/坪単価
いかがでしょうか。一番高い堺区でも、30坪の土地を購入するのに必要な金額は約1,700万円程度です。ちなみに、同じ南大阪エリアの富田林市は約27万円/坪単価、羽曳野市は約30万円/坪単価と、堺市よりも少し低めの金額になっています。
土地の取得費用が少なければ少ないほど建築費用にかける割合を増やすことができますから、大阪府内で理想の注文住宅を手に入れたいのであれば、地価のお手頃な南大阪エリアがおすすめです。
ポン
- 大阪府内で最も地価が高いのは大阪市で、30坪の土地を買うのに3億円以上必要
- 堺市内で地価が一番高い堺区でも、30坪の土地に必要な金額は約1,700万円程度
- 同じ南大阪エリアの富田林市や羽曳野市は、堺市以上に土地が安い
- 土地代が安ければその分建物にお金をかけられるので、理想の注文住宅を建てるなら南大阪エリアがおすすめ
工務店とハウスメーカーの違いとは?メリット・デメリットも確認

注文住宅を建てるにあたっては、いかに業者選びで失敗しないかが重要なポイントです。ところで、住宅メーカーには大きく分けて工務店とハウスメーカーの2種類があります。それぞれのメリットとデメリットを具体的に解説します。
工務店のメリット
工務店の一番のメリットは、間取りやデザインなどに関しての自由度が高いという点です。ハウスメーカーではある程度仕様やプランが決まっていて、その上で住宅設備などをチョイスするというやり方が多いですが、工務店にはそのような制約がないことがほとんどなので、家づくりにこだわりのある方には特におすすめです。
また、全国に営業所を持つハウスメーカーとは異なり、工務店は地域密着型の営業をしています。そのため、ちょっとした不具合の点検・修理などの場合でも、いつでも駆けつけてくれるというフットワークの軽さが魅力です。
工務店のデメリット
工務店のデメリットは、工期に時間がかかるという点が挙げられます。工場でカットされた資材を使うハウスメーカーとは違い、それぞれの資材を職人さんたちがイチから作り上げていくことが多いため、工期が長くなることは避けられません。また、資材のひとつひとつや完成した家全体の品質が一定ではなく、職人さんの腕次第になってしまうという点も否定できないでしょう。
さらにアフターサポートの充実度も、工務店ごとに幅があります。工務店を選ぶ際には、定期点検のタイミングや万が一のときの手厚い保障があるかどうかなどをあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。
ハウスメーカーのメリット
上述したようにハウスメーカーは工場で資材などを大量生産しており、ある程度仕様も決まっているため、工期が短くて済むというのが一番のメリットです。職人さんの腕次第である工務店とは違い、全国どこでも品質が一定というメリットもあります。
また、会社の規模が大きい分倒産などの可能性も少なく、ブランド力や安心感という意味では工務店に比べて圧倒的に優位と言えます。24時間対応のコールセンターを設けているようなハウスメーカーもあり、アフターサポートの手厚さも魅力です。
ハウスメーカーのデメリット
ハウスメーカーの一番のデメリットは、建築費用が高くなる傾向があるという点です。というのも、CMやモデルハウスなどの宣伝・広告にかかる費用が、住宅の価格に反映されているため。モデルハウスは魅力的に見えますが、ハウスメーカーの多くは標準仕様でモデルハウスをつくっていません。そのため、モデルハウスと全く同じ家を建てたいと思ったらたくさんのオプション追加が必要になり、費用が跳ね上がってしまう可能性もあります。
そして繰り返しになりますが、ハウスメーカーの多くは住宅が商品として規格化されており、自由度が低いのが特徴です。予算が決まっていて、その中でなるべく理想通りの家を建てたいという方に対しては、ハウスメーカーはあまりおすすめできません。
いかがですか。工務店とハウスメーカー双方にメリットもデメリットもあることが分かりますが、なるべく建築費用を抑えたいとか、家づくりにこだわりがある、理想を自由に叶えたいという方には、ぜひ工務店をおすすめします。ただしアフターサポートや保障の手厚さに関しては工務店ごとに異なるため、しっかりと情報収集をして、後悔のない家づくりをしましょう。
ポン
【工務店のメリット・デメリット】
- 間取りやデザインなどに関しての自由度が高い
- 地域密着型でフットワークが軽い
- 工期に時間がかかる
- アフターサポートの充実度は、工務店ごとに幅がある
【ハウスメーカーのメリット・デメリット】
- 工期が短くて済む
- ブランド力や安心感という意味では工務店に比べて圧倒的に優位
- 広告宣伝費が建築費用にも反映されるため、コストが高くなる
- ある程度規格化されているため自由度が低い
【注文住宅と分譲(建売)住宅】それぞれのメリット・デメリット

戸建住宅には、注文住宅のほかに分譲(建売)住宅という選択肢もあります。家は一生に一度の大きな買い物ですから、よく検討しなければなりません。ここからは、注文住宅と分譲(建売)住宅それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
注文住宅のメリット
間取りや設備、外観、使用する資材まですべて自由に決められることが、注文住宅のメリットです。家族それぞれの意見を取り入れることで、ライフスタイルに合わせたオリジナルの家をつくることができます。将来的なことまで考えた設計にしておけば、リフォームが必要になった場合でもスムーズに計画することができます。
建築途中の様子を随時チェックすることができるので、手抜き工事などが起こりにくいこともメリットのひとつでしょう。注文住宅を建てる際には建築現場には積極的に足を運び、お茶の差し入れをしたり、ねぎらいの言葉をかけたりするようにしてください。
注文住宅のデメリット
分譲(建売)住宅と比べて費用が高いという点が、注文住宅のデメリットでしょう。自由に設計できるのが魅力ですが、こだわればこだわるほど費用も高くなりますので注意が必要です。こだわりたいところにはお金をかけ、そうでないところは安い設備を選ぶなど、予算にメリハリをつけることが大切です。
また、工期が長くなることもデメリットのひとつです。入居したい時期が決まっているのであれば、余裕を持って計画を立てる必要があります。工期が長くなるとその分人件費もかかります。そのことも、注文住宅の費用が高くなる要因でもあります。
分譲(建売)住宅のメリット
分譲(建売)住宅の一番のメリットは、すでに完成している家を実際に見て購入することができるという点です。内装や間取りはもちろん、外観が街並みにどう映るかまで含め、実際に生活したときのイメージを膨らませながら検討することができます。
また、注文住宅と比べると安い値段で購入できるというメリットもあります。分譲(建売)住宅は、建築会社が広い土地を区切ってまとめて何棟も建築するのが一般的です。資材の調達や人件費という面でコストを抑えられるので、その分販売価格を安く設定することができるというわけです。分譲(建売)住宅は安いからと言って、決して品質が落ちるわけではありません。
分譲(建売)住宅のデメリット
分譲(建売)住宅のデメリットは、やはり間取りや設備に関しての自由度が低いということでしょう。完成している家を購入するのですから当然ではありますが、どんな資材を使うのかを決めることができませんし、周りには同じ見た目の家がたくさん並んでいることが多いので、没個性的な家を選ぶのが嫌な方には向いていません。
また注文住宅と違って、分譲(建売)住宅は建築途中の様子を見ることができません。そのため万が一手抜き工事などが行われていたとしても、購入前の内覧の段階でそれを見抜くことは困難です。「1棟いくら」という給与体系で働いている大工が多いため、なるべく工期を短くしようと手抜き工事をしてしまうケースも、残念ながらゼロではないのが現状です。
いかがですか。注文住宅と分譲(建売)住宅はどちらにもメリットとデメリットがあることが分かりますが、せっかく夢のマイホームを手に入れるのであれば、理想を自由自在に叶えることができる注文住宅がおすすめです。金銭的な理由で分譲(建売)住宅を選ぶ方もいるかもしれませんが、あらかじめ予算を伝えておけば、予算内に収まるように提案してくれる工務店もありますので、まずは相談してみると良いでしょう。
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【注文住宅のメリット・デメリット】
- 間取りや設備、外観、使用する資材まですべて自由に決められる
- ライフスタイルに合わせたオリジナルの家をつくることができる
- 分譲(建売)住宅と比べて費用が高い
- 工期が長くなる
【分譲(建売)住宅のメリット・デメリット】
- 実際に見て購入できるため、生活したときのイメージを描きやすい
- 注文住宅と比べると安い値段で購入できる
- 間取りや設備に関しての自由度が低い
- 万が一手抜き工事されていても、購入前の内覧の段階でそれを見抜くことは困難
【大切な住宅性能】特に重要なポイントは?

注文住宅を建てる際、忘れてはならないのが住宅性能に関してです。注文住宅を建てる方のほとんどは、一生かそれに近い長い年月をその家で暮らすことになるでしょう。ですから、安心して長く暮らせるような家を建てることが重要です。ここでは、「耐震性能」と「断熱性能」という2つの住宅性能について、詳しく解説します。
耐震性能
日本は地震大国です。いつどこで大地震が起きても不思議ではありません。そんな日本で注文住宅を建てる際、重要なのが耐震性能です。
耐震性能の高さは3つの耐震等級によって表されます。建築基準法によって定められた耐震基準は等級1で、数百年に一度の大地震にも耐えられる性能を持つとされています。なお、等級1の1.25倍の地震に耐えられるのが等級2、等級1の1.5倍の地震に耐えられるのが等級3となっています。
耐震等級1以上でなければ法律違反となりますので、これから注文住宅を建てる場合は少なくとも等級1の耐震性能は必ず備わっていることになります。しかしながら、なるべく高い等級の家を建てるに越したことはありません。耐震性能が高い家は地震だけではなく、台風などの強風にも耐えられるというメリットがあります。さらに、耐震性能の高い家を建てておくことで、将来的に地震対策のための工事などをする必要がないため、長い目で見てコストパフォーマンスが高いとも言えます。
また、地震に耐えうる家に住むためには家そのものの耐震性能だけではなく、地盤の強さも重要なポイントとなりますので、土地を購入する際は地盤の強さにも着目して選ぶと良いでしょう。
断熱性能
断熱性能が高い家というのは、外気の温度の影響を受けにくく、室内の快適な温度の空気が逃げにくい家のことで、簡単に言えば「夏涼しく冬暖かい家」のことです。断熱性能が低い家で暮らすことは体調を壊す原因にもなりますし、年間を通してエアコンなどの使用頻度が増えることで、毎月の電気代が高額になる可能性もあります。
断熱性を高める工法としては、構造材を外側から断熱材で包む「外断熱」と、外壁と内壁の間や床下、天井の上などに断熱材を入れる「内断熱」があります。使用する断熱材や施工費、特徴などが異なりますが、双方のメリットを活かし、併用するケースも多くなっています。
ところで、古い家などに行くと、壁や天井、窓などにちょっとした隙間が空いており、隙間風が寒いと感じたことがある人もいるでしょう。長く暮らしていける家を建てるためには、そのような隙間をつくらないことも大切です。室内の温度を快適に保つためには断熱性だけではなく、隙間が生まれないような精度の高い建築部材を使用するなどして、家の気密性を高めることも重要なポイントとなります。
長く、安全に、そして快適に暮らすことができる注文住宅を建てるためには、耐震性能と断熱性能が重要な要素となります。これらの性能やグレードは、着工してからの変更が困難なケースがほとんどですから、どのくらいの機能性がほしいのかについては、あらかじめ考えておくようにしてください。
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- 注文住宅を建てる際に特に重要なのが「耐震性能」と「断熱性能」
- 耐震性能が高い家は地震だけではなく、台風などの強風にも耐えられる
- 耐震性能の高い家は地震対策のための工事が必要ないため、長い目で見てコスパが良い
- 断熱性能の高い家を簡単に言えば「夏涼しく冬暖かい家」
- 室内の温度を快適に保つためには、断熱性だけではなく気密性を高めることも重要
長期優良住宅って?具体的にはどんな家?

築100年以上の住宅に高い価値が付く欧州諸国とは異なり、日本の家は寿命が短く、経年とともに価値が下がるため、建てては壊すといういわゆる「スクラップ&ビルド型」が主流でした。しかし、性能の良い家を建てて、手入れをしながら長く住み続けられる「ストック型」の住宅の普及を目指すため、2009年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行されました。
長期優良住宅として正式に認められるには、この法律に定められたいくつかの基準を満たす必要があります。具体的に見ていきましょう。
長期優良住宅の認定基準
〇耐震性
上述した耐震基準の「等級2」以上。
〇劣化対策
数世代、100年以上にわたって住み続けることができるような措置。
〇維持管理のしやすさ
水回りなど耐用年数の短い設備などのメンテナンスがしやすいこと。
〇リフォームのしやすさ
ライフスタイルの変化に応じて間取りを柔軟に変更できるなどの可変性の高さ。
〇バリアフリー対策
車いすが通れるよう廊下や出入り口の幅を広めに設けるなど、将来的なバリアフリーのためのリフォームに備えた措置。
〇省エネ
断熱性や気密性の高い家(省エネルギー対策「等級4」以上)。
〇住戸面積
戸建住宅の場合は75㎡以上。
〇居住環境
地域の景観を損なわないような配慮。
長期優良住宅を建てるメリット
長期優良住宅に認定されることによって、不動産取得税の軽減や登録免許税の軽減、固定資産税の軽減、住宅ローン控除など税金面でのメリットがあるほか、補助金がもらえる制度や、フラット35の金利が優遇されたりするメリットもあります。
長期優良住宅として認められるためにはさまざまな基準があるため、普通に家を建てるよりもコストや時間がかかるのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし「地震に強い家」や「断熱性が高く快適な家」をつくることは、住宅メーカーとしては当たり前にやっていることです。
特にもともと耐震や省エネを得意とする業者であれば、建築費用や完成までの時間が大幅に変わるというわけでもありません。自分たちが依頼する業者が長期優良住宅を建てている実績があるかどうかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
これから注文住宅を建てる予定の方は、安心かつ快適に過ごすことができ、子や孫の世代まで受け継ぐことができる長期優良住宅をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
ポン
- 2009年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行された
- 長期優良住宅として正式に認められるには、耐震性や省エネなどいくつもの基準を満たす必要がある
- 長期優良住宅に認定されると、税金の控除やフラット35の金利が優遇されたりするメリットがある
- 耐震や省エネを得意とする業者であれば、長期優良住宅を建てることで大幅にコストが変わることもない
注文住宅業者を選ぶ上でのポイントとは!?

家づくりの命運を左右すると言っても過言ではない業者選びですが、具体的にどのような比較の仕方をすれば良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで、注文住宅業者選びの際に最低限抑えておいてほしいポイントについていくつかご紹介します。
信頼性・実績
何かしらモノやサービスを購入する際、それを提供する会社が信頼できるかどうかは契約前に必ずチェックしておかなければならないポイントです。それが一生に一度の大きな買い物であり、家族の安全や健康にもかかわる注文住宅であればなおさら重要ですよね。
注文住宅業者の信頼性をはかるためには、まずは担当者の人柄をよく見ておきましょう。こちらの意図をしっかり汲み取ってくれるか、「性能が高い」と謳っているのであれば国の基準と比べて具体的にどのくらい性能が高いのかをきちんと話してくれるか、などを確認しましょう。また、これまでの施工実績や施主による口コミなども参考にすると良いでしょう。
価格
注文住宅を建てる際の価格相場としては2,000万円台~3,000万円台ですが、こだわりを詰め込んで5,000万円以上かける人もいれば、かしこく工夫して1,000万円台で建てる人もいます。
できるだけお得に注文住宅を建てたいなら、標準装備が充実している業者を選ぶと良いでしょう。たとえば、おしゃれな建具や高性能な住宅設備がすべて標準装備になっている業者なら、余計なオプションを追加しなくても満足度の高い家をつくることは可能です。複数の業者に見積もりを依頼して、どのくらい価格が違うのかを比べてみましょう。
提案力
注文住宅の魅力と言えば、間取りやデザインを好きなように決めることができるという点ですよね。しかし施主のほとんどは家づくりに関して素人ですから、具体的な設計は業者側が行うことになります。
このとき大切になるのが提案力です。施主の希望をそのまま反映させた間取りでは、生活動線が悪かったり、無駄なスペースが生まれてしまうこともあるかもしれません。場合によっては「その希望を実現するのは難しい」とはっきり言ってもらうことも必要です。そこに住む人の目線で、本当に生活しやすい設計をしてくれるかどうかというのがポイントになります。
ポン
【注文住宅業者を選ぶポイント】
- 担当者の人柄は信頼できるか
- 豊富な施工実績があるか
- 標準装備が充実しているか
- 施主の希望をそのまま反映させるのではなく、本当に生活しやすい設計を提案できるか
注文住宅業者選びに関するアンケート調査結果を発表!
ここまで、南大阪のおすすめの注文住宅業者、業者選びのポイント等をお伝えしてまいりました。最後に私の方で独自に調査を行ったアンケート調査の結果を皆さんにお伝えしたいと思います。

「注文住宅を建てる際に最も気にするポイントは?」という内容でアンケートを行ったところ、
「価格」34%
「耐震性」32%
「デザイン」9%
「企画・提案力」9%
「対応の良さ」8%
「断熱性」7%
という投票結果となりました。
価格に関しては言うまでもなく重要なポイントではありますが、日本は地震大国ですので、住宅性能の中でも特に耐震性を気にされている方が多いようです。価格と耐震性はほぼ同等の投票数を獲得したため、耐震性に優れていて、かつ、お得な価格帯で注文住宅を建ててみたいというユーザーのニーズがアンケート結果に顕著に表れています。
そして、価格と耐震性を除いた項目は、ほぼ同等の投票数となっていますが、デザインや企画・提案力等も、注文住宅業者を選ぶ上では軽視できないポイントにはなります。
注文住宅業者選びは、価格と耐震性を重要視しつつ、その他項目に関しても、トータルバランスで優れている業者を選べば満足の行く家づくりを実現できるのではないでしょうか。
まとめ
南大阪エリアは、マイホームを持つのにおすすめのエリアです。家は一生に一度の買い物ですから、後悔のないようにいろいろな選択肢を比較検討して、ぜひ理想のマイホームを手に入れましょう。
このサイトでは、南大阪エリアで注文住宅を建てる方におすすめの工務店をいくつかご紹介していますので、それぞれの紹介ページにもぜひ目を通していただければ幸いです。